車中泊は初心者でも楽しむ方法は?マナーは?まだアプデしてないの?家を持たずに車中泊する夫婦をなにわ男子が紹介

TV番組

2月5日(土)放送の「まだアプデしてないの?」の番組で、家を持たずに車中泊を続ける2組のご夫婦が再現ドラマとして紹介されています。「車で旅をしながら日本一周したい」を実現したご夫婦をなにわ男子:道枝駿佑さん&ラランド・サーヤさん、「SNSで報酬で車中生活を続ける」ご夫婦はなにわ男子:藤原丈一郎さんスパイク・小川暖奈さんがドラマで再現しています。

番組で紹介された2組のご夫婦のようにずーっと車中泊するのではなく、旅行した時に車中泊したいと考える人も多くなっています。

車中泊の初心者さんでも楽しむ方法や長所・短所、マナーについて調べてみました。

車中泊する長所・短所は?

長所

経済性が高い

道の駅などの駐車場は宿泊料金がかかりません。車中泊が人気となっている一番の理由ではないでしょうか。

例えばスキー・スノーボードで仕事終わりに前日の夜から、スキー場に向かい、スキー場の駐車場に深夜2,3時到着、リフトが動き出す9時ごろまで、車内で仮眠するのも、車中泊と言えます。

時間の制約がない

宿泊がホテルや旅館などの場合のように、チェックイン、チェックアウトの時間を気にする必要がありません。

車中泊の場合、時間の使い方は自由です。気の向くまま、途中で寄り道をしてもチェックインの時間を気にする必要はありません。早朝の予定も釣りに行ってもよし、ハイキングしてもよし、次の目的地に出発するもよし、束縛を受けません。

短所

安全面、衛生面、居住スペース、環境対策(暑さ、寒さ等)を考慮する必要があります。

安全面

安全面では、家やホテルのようなセキュリティを確保することが難しいということです。車上狙いに貴重品を盗まれたり、窓を割られたり、また覗き等のプライバシーの侵害を受けることもあるかもしれません。

とくに女性1人や女性だけで車中泊する場合は、とくに注意が必要です。

衛生面

衛生面では、トイレや入浴(シャワー)を考慮する必要があります。車中泊予定の駐車場から徒歩圏内にトイレがあることを事前に確認しておく方が良いでしょう。万が一に備えて専用のポータブルトイレの用意も良いのではないでしょうか。
入浴(シャワー)については、駐車場の隣接に施設が付属しているところ選ぶか、立ち寄り湯、銭湯等の施設で途中、入浴を済ませる等の予定を考えておけばよいでしょう。

居住スペースの確保

車中ですので、当然宿泊スペースに制約を受けます。大人2人が横になる場合、それなりにスペースが必要です。家族での宿泊ですと、なおさらスペースを確保する必要が出てきます。携行する荷物、車内のスペース、宿泊人数を十分に考慮して計画する必要があります。用途の合わせたキャンピング仕様車を購入するのも一つの方法です。

環境(暑さ、湿気、寒さ等)への対策

車中で睡眠を取るためには、四季を通じて暑さ、湿気、寒さ等への対策は必要です。
例えば、夏場は、ウィンドウにつけられる網戸とか、携帯用の扇風機、虫よけスプレー、携帯型の殺虫マット、冬場は、冬用寝袋、毛布、保温用のアルミレジャーシート等の対策を事前に考えて用意しておきます。車内で暖を取るために、小型ストーブ等、また調理のための小型コンロ等、一酸化炭素を百生する機器の長時間の使用は避けましょう。

車中泊って車内に泊まるってことだけど、車はどこに止めるの?

代表的な場所では、全国約1200箇所の「道の駅」の駐車場があります。ただし場所によっては、車中泊禁止の所もあります。
その他、車中泊用RVパークやオートキャンプ場などです。料金がかかりますが衛生面(トイレ、入浴、シャワー等)でも安心して利用できます。

道の駅

一般道脇にある休憩場所で、国交省に認定されています。駐車場やトイレ、飲食店のほか、温泉施設が併設されているところもあります。原則、「道の駅」では、ドライバーの事故防止のため、仮眠は可能です。車中泊を公認している「道の駅」もあります。

オートキャンプ場

トイレやシャワー、売店などを備えているところが多く、テントサイトまでクルマで乗り入れられます。。キャンプ場ですので、宿泊区画の中では、テントを貼ったり、テーブル、イスを出して、屋外調理をすることも可能です。通常の宿泊施設と同じように、事前予約が必要だったり、チェックイン・アウトの時間が決まっている場合が多いです。

RVパーク

車中泊を公認された駐車場で日本RV協会が推進している施設です。電源などの設備があり、長期滞在も可能で、「道の駅」や日帰り温泉施設などの駐車場の一角を車中泊専用スペースをとして、有料で提供しています。

サービスエリア・パーキングエリア

高速道路にある施設で、トイレやショップ、レストランなどの施設があります。車中泊する場所ではなく、あくまでも休憩するためのスペースです。

「道の駅」、コンビニ、道路上、その他私有地等で車中泊禁止の場所では、車中泊しないことが、最低限のマナーです。

車中泊での注意点

エンジンをかけたままで就寝しないようにします。
当然排気ガスが出ますので、周りに迷惑となります。特に降雪時にマフラーが雪で覆われて車内に一酸化炭素が逆流し、中毒事故となる可能性があります。非常に危険です。降雪時以外も、駐車場が排気ガスを排出できないような環境であれば、一酸化炭素中毒の危険はあります。

まとめ

コロナ禍の影響で、ソーシャルディスタンスを保てるということで、電車よりも車で移動される方が増えています。それとともに経済的にもスケジュールの自由度という点でも、車中泊を選ぶ方が増えています。

2月5日(土)放送の「まだアプデしてないの?」の番組では、家を持たずに車中泊を続ける2組のご夫婦が紹介されています。

車中泊の長所は、経済性、時間の自由性で、短所は安全面、衛生面、居住スペース、環境対策(暑さ、寒さ等)を考慮する必要があることです。

一方で、マナー違反(エンジンのかけっぱなし、車中泊禁止場所での車中泊等)が増えています。マナーを守ることによって、誰もが気持ちよく車中泊できるとあらためて感じました。

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