東京駅構内八重洲北口の「グラングルメ」跡地に、新施設「グランスタ八重北(ヤエキタ)」として4月下旬より順次開業していく。
「グランスタ八重北」は、4月27日(水)に13ショップ、以降7月下旬にかけて順次23ショップ(予定)の計36ショップが新しくオープンし、現在営業中の2階「北町酒場」などの9ショップを合わせて、全45ショップが集まる東京駅の一大飲食店街となります。
グランスタ八重北(ヤエキタ)のコンセプトは?
コンセプトはズバリ、「Neutral +(ニュートラルプラス)」です。コロナ禍における旅行や出張が減少傾向にある現状において、東京駅という場所柄、近隣のオフィス街で働くサラリーマンにも、気軽に利用できる飲食店街を目指しています。
施設の構成は?ショップ数?広さはどれくらいあるの?
店舗面積:売場面積:約4400m2(1階約2000m2、地下1階約1200m2、2階約1200m2)
ショップ数:地下1階 黒塀横丁 新規11ショップ/既存3ショップ(移設含)
1階 八重北食堂 新規14ショップ/既存10ショップ(移設含)
2階 北町酒場 既存7ショップ
各フロアーの特徴は?
各フロアの特徴は以下の通りです。
地下1階「黒塀横丁」
地下1階は、リニューアル前の名称を残し、「黒塀横丁」としています。大人の行きつけ、あるいはお気に入りのお店というちょっと大人の雰囲気とにぎわいを併せ持つ飲食店が集まるフロアとなります。
1階「八重北食堂(ヤエキタショクドウ)」
従来のシルバー基調の空間から木をベースにした温かみのある空間へと変貌し、名称を「八重北食堂(ヤエキタショクドウ)」に変更されています。なんでもない日常の一空間となるような親しみのあるフロアを目指しています。
2階「北町酒場」
注目されている店舗は「dancyu食堂」です。「毎日通いたくなる」をコンセプトに、雑誌「dancyu(ダンチュウ)」がプロデュースしています。ランチは定食、イブニングはお酒、つまみを提供します。
また、イベント(雑誌との連動企画、生産者と消費者を繋ぐイベント)も随時実施していくとのことです。
楽しそうですね(^^;
食通の方も満足して乙ずれて頂くような
・カフェ
・和食
・洋食
・中華
・エスニック
・おひとり様でのクイックランチ
・仲間と楽しめる居酒屋・バル
など、多種多様なお店が展開される予定です。
もう一つの話題は、若者が注目している懐かしくもあり、新しくもあるというネオ大衆酒場のコンセプトを持つ、酒場仕掛け人が作るストリート酒場です。ストリート酒場には、クラフトビール(20タップ以上)や海外ビールという幅広い品ぞろえとジャンルを問わない一品料理が提供されるとのことです。
新機進出店舗だけではなく、ほかにも既存店もリニューアルします。
人気のビストロや老舗の鰻卸業をルーツとする鰻専門店などもあります。
注)dancyu(ダンチュウ) 雑誌の内容
出版社:プレジデント社 発行間隔:月刊 発売日:毎月6日 サイズ:A4
日本初の本格的な食のエンターテインメントマガジンとして1990年12月出版されました。
本物志向をベースに「食」の豊かさ・楽しさを追求。料理のプロや流通関係者も含めて、「食」にこだわる人々に最も信頼されるメディアとなっています。
「グランスタ八重北(ヤエキタ)」 マップ
まとめ
8月3日(月)、45店舗が、「グランスタ八重北(ヤエキタ)」として新しく生まれ変わります。(リニューアル及び新規開店)
このコロナ禍の中、飲食店業界が大きな打撃を受けていますが、そのコロナを吹き飛ばすような大型リニューアルが計画されているのは、一消費者としてもすごく楽しみです。
このような新しいコンセプトを持つ飲食店街がリニューアルされるのは、業界の活性化にもつながるのでないかと思いました。
東京駅関連施設「東京ミッドタウン八重洲」・「バスターミナル東京八重洲」の先行オープンについて、このブログ内で紹介しています。こちらからどうぞ!
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